ミニ花束をプリザーブドフラワーに♪

プリザーブドフラワーアレンジ横から

結婚式で貰ったミニ花束を、
記念に残したいとのご希望でお預かりしていました。
北海道から京都まで持ち帰って来られたために
写真のようにとても花びらが傷んでいましたが
PAT(切花用活性化剤)を入れて丁寧に水揚げした結果、
予想以上に綺麗な出来栄えになり喜んでいただきました。

ただ、ガーベラだけは触れただけで散ったので
ネットに入れて仕上げたため残念ながら半咲のフィーリングになりました。
引き上げ直後にアートぷりグルーで花芯や花びらを固定し、
何とか仕上げることが出来ました。
ラッピング用資材やリボンを含めて、何一つ捨てずに仕上げて欲しいとの
ご希望でしたので、とても喜んでいただきました。
長く保てるようにドーム型ケースに入れてお渡ししました。

生花のミニ花束ドーム型ケースに入れて

■作り方要点
1.ホワイトニング剤(強化液併用)に浸して全ての花や葉を前処理する。
2.花が多色なので、草色以外の全ての花をスーパー1液くんに
  桜色の染料を少し入れて淡いピンク色をつくり2週間ほど浸しました。
  カーネーション2輪と薔薇1輪(少し濃い目のピンク系)は
  残液に更に桜色とショッキングピンクの染料を追加し、
  パープルのカーネーションは紅紫色と京紫色の染料を追加してから
  半日程度浸してから引き上げ、シリカゲル剤で乾燥させる
  草色の薔薇1輪・ミニ葉牡丹・薔薇の葉は草色の薔薇の色に全て
  2週間程浸し、薔薇のみ引き上げてから萌葱色の染料を追加した中に
  葉牡丹と薔薇の葉を1日程度浸してから引き上げ花と同様乾燥させる。


記事 kyoka : 2012年01月10日 18:23

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kyoka-craft.co.jp/blog/mt-tb.cgi/728

Copyright (C) 2003-2021 Kyoka Craft Co,Ltd. All rights reserved.