生花のブーケをプリザーブドに・・Part6
お客様にお預かりした大切なブーケですので、デザインはチーフデザイナーの京華にお願いしました。
薔薇は、生花のように真っ白に仕上げることはできませんでした(薔薇の色素が残る為)。依頼主にはお預かりするときにその旨ご理解いただいてから作成しました。
薔薇とデンファレは一輪も失敗することなく、またフィーリングをたもったまま、加工することが出来たと思います。いかがでしょうか?
6回に亘ってブーケ(生花)プリザーブド加工の過程を掲載いたしましたが、興味深いことなので、とても楽しみにしています・・・とのメールを沢山の方からいただきました。皆様のご感想もお聞かせ願えると嬉しいです。
生花のブーケと全く同じというわけにはいかないので、本来のイメージを壊さない程度に不足ぎみのグリーンを少し補いながら、私なりのデザインをさせていただきました。
ブーケケースに入れてお渡ししますので、目線を少し下げてデザインの工夫をした次第です。生花のブーケに拘る花嫁のもう一つの願いは、思い出のブーケを長く保存することのようです。皆様も一度チャレンジなさいませんか! ドキドキしながらも楽しい分野です。
記事 yuka : 2005年02月28日 16:54
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コメント
とても素敵なブーケが出来ましたね。 依頼された方きっと大満足のことでしょう! 今回は出来上がるまでの過程を興味深く拝見致しましたが 人さまからのお預かり物にもかかわらず
いつも通りの工程で “一液くん”に任せじっくり浸けて待つのが最高の出来になるんだということがよく分かりました。
私はお預かりしたブーケを押花にすることが多いのですが、とても気を使います。特にカサブランカなどは 下準備から押した後でも変色しないように注意しています。
もしカサブランカが 綺麗にプリザーブド加工出来れば最高だと思うのですが 薔薇用“一液くん”で可能でしょうか?
花びらが割れないように うまく作れるでしょうか?
ご指導よろしくお願いいたします。
投稿者 エンジェル : 2005年03月01日 13:53
エンジェルさん、いつも熱心なご感想や鋭いご質問をいただきありがとうございます。ブーケ加工の過程を全てお見せするには勇気のいることですが、沢山の方々に興味深く見守っていただいたようですのでその甲斐がありました。
中途半端な気持ちではお預かりできませんが、その緊張感のお陰で次への第一歩になるようです。
エンジェルさんは押し花のブーケで十分なご経験を積まれていらっしゃいますから、プリザーブド加工も大丈夫ですよ。
カサブランカの加工は薔薇用ではいいものは出来ません。葉物用である程度までは出来ても、お勧めできる完成度にはなりませんので、今しばらくお待ち下さいませ。デンファレ同様、研究に研究を重ねている状態です。近い将来にはカサブランカ用も考えておりますので。度々ありがとうございました。
投稿者 kyoka : 2005年03月01日 17:48
思い出のブーケに又新たな命が吹き込まれて素晴らしいです。
しかも完成に至るまでの工程を写真で詳しく説明して下さり、
先生のプリザーブドに対する情熱とスケールの大きさに感銘を
受けています。
花好きならば誰もがワクワクドキドキでしょうね。
いつも夢を頂くような気がします。
プリザーブドといえば今までバラが定番のようでしたが、これからは洋ランの人気も高まりそうで楽しみです。
投稿者 チョコランタン : 2005年03月03日 23:46
チョコランタンさん、お久しぶりですね〜♪
嬉しい書き込みをいただき有難うございます。白薔薇は写真よりも、もう少し白い仕上がりなんですよ。チョット写真写りが良くなくて残念でしたが。
ブーケのプリザーブド加工への関心の高さはスゴイですね〜。
沢山の電話やメールを頂戴して驚きの連続でした。
よく考えてみますと、プリザーブド加工の本来の目的は、チョコランタンさんのように丹精込めて咲かせた薔薇たちをもう一度、愛情をかけて蘇らせたい・・という究極の願いだと思うんですよ。同じように、忘れられないプレゼントされた花たちを、嬉しい想い出として残しておきたいとか・・今回のご依頼のように、結婚式のブーケを枯らさずに何とか記念に残したいと願う花嫁が多いのは当然のことではないでしょうか。
加工方法も簡単になりましたのでお勧めできるようになりました。これからは大切な想い出の花たちをご自分の手でプリザーブド加工して楽しんで頂けるお手伝いが出来れば、これに優る喜びはありません。最後になりましたが、洋ランの愛好者も多いですから、発売に向けての総仕上げに入っています。お楽しみに!
投稿者 kyoka : 2005年03月04日 01:09