一液くん

制作の手順：
１．”スーパー１液くん”で加工した葉物（野草数種類・アスパラペラ・スプレンゲリー・スマイラックス・縞ベアーグラスなど）を用意する。

２．真紅の薔薇はホワイトニング剤で前処理してから　”スーパー１液くん”を３回まで使って加工した薔薇たちです。メインの大きな薔薇は薔薇５輪を使ってローズメリアにしました。

３．ナチュラルスタイルのステム仕上げ

(Ａ）１．のスプレンゲリーやアスパラペラを短く切って、色々な大きさに組み立てます。

（Ｂ）ワイヤー１８番にフローラテープを巻いてからＡの葉組を先端に固定し、ボンドをつけながらティッシュペーパーを巻いて茎を太くします。更に、茶色の和紙を巻き易い幅に切ってボンドをつけながら巻き下ろします。（注：和紙が無い場合は広告チラシのなるべくソフトものを選んで、写真のように揉んでから使用しても構いません。最後に茎仕上げのコーティングをする前に茶色の染料を塗ります）

（Ｃ）この作品は大きいので組み立ては多少難しいですが、全体のバランスを考えながら茎の先端から根元に向かって、ワイヤーを補強しながら全体のバランスを整えて３組の茎を根元で１本にまとめます。

（Ｄ）”アートぷりグルー”と”スーパー１液くん”の残液半々の混合液に”アートぷりグルー用パウダー”（仮称）と”京の華化粧”染料（茶色を調色する）を混ぜて幹のりを作り、筆などで丁寧に塗ります。
更に、緑や白ゴケの感じを出す為に萌葱色と白の染料を別々に所々に塗りました。
今回は手順のご紹介だけですので、この作品を参考にしていただき、小さい作品からチャレンジされるようお勧めいたします。

（Ｆ）薔薇を中心にグリーン類を添えてブーケ風に組み立てます。

（Ｅ）Ｄを花瓶に入れてから、中心にブーケ風アレンジを固定します。
　
最後に、ブラウン系のシーナマイロールをリボン風に組み立ててバックに固定しました。

サイズ：５０×１００cm

完成しましたら、後日”ギャラリー京華”に掲載しますので楽しみにお待ち下さいね♪