カサブランカのプリザーブドフラワー♪Part 3

カサブランカのプリザーブドフラワー♪Part 3前回のPart2でお約束しましたカサブランカの作り方をご紹介しましょう。
前処理としてホワイトニング剤とホワイトニング剤強化液を使い、スーパー1液くんと京の華化粧でプリザーブド加工をし、シリカゲル剤を使って乾燥させています。
あなたもチャレンジしてみませんか?

<加工方法>
【1】前処理
  1.シッカリと水切りし、好みの長さに茎を切ってホワイトニング剤に浸けます。
    開花は花びらが反らないようにポリの花袋やキッチン用ソフトネットなどで保護すると便利です。
    通常、おしべの花粉の部分は取って加工します。
    全開の花は、中心のシベを残し花びらを丁寧に根元から外して加工しましょう。
    カサブランカ生花中心のシベを残し花びらを外す


  2.約1日浸けても色素が抜けきらない場合、ホワイトニング剤の1%の量のホワイトニング剤強化液を加え、
    白く漂白するまで浸けます。(今回は強化液を加えてから20時間程度浸しました。) 
    2%以上のホワイトニング剤強化液を加えると、液や浸けている花びらが黄色くなる場合がありますので
    入れすぎないようにしましょう。
    ホワイトニング剤に1日浸けるホワイトニング剤強化液を添加


  
【2】プリザーブド加工
  1.ホワイトニング剤から引き上げ、液を軽く切ります。
  2.花は花袋に入れたまま、スーパー1液くんに京の華化粧(純白色)を少し加えて浸けます。
    蕾はスーパー1液くんに京の華化粧(萌葱色と菜の花色)を加えて浸けます。
  3.今回は10日程度浸して、引き上げました。寒い時期は浸透時間は長く掛かります。
    引き上げ直後のカサブランカ
引き上げ直後の蕾


【3】乾燥
  1.液ダレしないように液をシッカリと切り、花袋は取り外します。
  2.花のめしべの周りに化繊綿を軽く押し込み、花びらを指先でなでるなどして形を整えます。
    強く押して、おしべを折らないよう気をつけましょう。
      化繊綿をめしべの周りにいれる

  3.液ダレしなくなってから(液から引き上げ後約1時間くらい)、シリカゲル剤を敷き詰めた密閉容器に
    花と蕾を入れ、蓋を閉めます。
    シリカゲル剤に花や蕾が直接触れないようにティッシュなど数枚で丁寧に包んで入れましょう。
    シリカゲル剤を敷き詰める花と蕾をシリカゲル剤の上に入れる

  4.しべと花びらをバラバラに加工したものは、乾燥後にグルーなどで接着して1輪の花に組み立てます。


※シリカゲル剤は顆粒状のものを使用しています。フライパンなどで炒って繰り返し使用できますよ。
 近日中に京華クラフト HP ショッピングの資材コーナーで販売予定です。 
 加工液ご購入の際にシリカゲル剤もいかがでしょうか!


記事 kyoka : 2007年08月03日 15:41

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