アートぷりグルーで加工したネコジャラシとヌカキビ
23日号で予告のネコジャラシ(エノコログサ)とヌカキビ(単子葉植物イネ科)を加工しました。意外といい感じで仕上がりましたよ!
葉物の加工は長く浸すことで完成度がよくなるため現在加工中です。
”アートぷりグルー”で加工したネコジャラシとヌカキビ引き上げ直後
23日予告済みの朝摘み野草たち
おふき :こんな枯れたような植物でもプリザーブド加工できるんですか?
KYOKA :毎朝の散歩道でいつも見ながら好奇心が湧いてきたんです。秋に加工したものたちと比較してみたいって・・。
おふき :私なんか、枯れ草にしか見えないので興味も湧きませんけど、京華さんの好奇心って凄いですよね。
KYOKA :だって、おふきさん、何事も実践してみなければ結果はわからないでしょ?こういうことは頭で考えるよりも先ず実行ですよ。生むが易し・・っていうじゃないですか。
おふき :いつもと同じように水切りするんですか?
KYOKA :水揚げはプリザーブド加工の基本ですからシッカリお願いね。唯、水切りするだけではなく半日程度、水に浸した方がいいかもしれませんね。少しでも多くの水分を植物のなかに採りこむことが大切なのよ。いわゆる、植物中の水分と保存液とを置換させることが大切ですから。
おふき :ああ〜そうなんですか?今までそんなこと考えたことなかったです。基本として、水切りしなければと。
KYOKA :私の説明不足でごめんなさいね!”一液くん”に浸す前に水分は軽く拭きとって下さい。
おふき :加工残液の2〜3回目でもOKなんですよね?
KYOKA :秋に加工した時も古い液で作りましたし、液の種類も選びませんよ。
おふき :洋蘭&草花用の残液(3回目)があるので、これでOKですよね?
KYOKA :3回目は保存成分が2回目よりも薄れているので、前回よりも長く浸すことで同じような完成度になりますよ。普通は2〜3日で十分だけど、1週間ぐらい浸してみられたらどうですか。
おふき :引き上げ直後に“アートぷりグルー”でアート加工したいので、薄めの色に調色しま〜す。“京の華化粧”草色と萌葱色を混ぜました。
KYOKA :染料を全然入れないで作るよりも、これぐらいの色に仕上げた方が深い色になりますからグッドですよ。
おふき :同じ色だけではつまらないので、グリーン系とブラウン系にアート加工します。残液と“アートぷりグルー”2:1の混合液に染料の萌葱色を多めに混ぜて、小ちゃめのネコジャラシを1本づつくぐらせました。まあ〜びっくり!あのドライタッチがこんなに綺麗なグリーンに変身・・!
KYOKA :ブラウン系はそのグリーンにオレンジの染料を加えるといいですよ。
おふき :茶色の調色は初めてで〜す。オレンジを足すんですか?あ〜、私好みの軽いブラウンになりました。このブラウンだけでもステキだけど、先っきのグリーンの液に一部分だけアートしてみますね。
KYOKA :おふきさん、楽しそうですね!まさにオンリーワンではありませんか!
おふき :メチャクチャ楽しいで〜す。あのドライタッチのネコジャラシがこんなに変身できるなんて!
KYOKA :きっと植物たちも喜んでいますよ!新しい命をもらって。
おふき :乾燥したらアレンジに加えて、更に存在感を発揮してもらいましょう。お楽しみに!
記事 yuka : 2006年01月24日 15:35
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