葉牡丹をプリザーブドに
乾燥済みの葉牡丹
19日、写真掲載の葉ボタン(生花)のプリザーブド加工が出来ました。
来年の成人式にお召しの晴れ着(パープル系統)に合わせて、髪飾りのオーダーを頂いたので生花のイメージとは別の調色を試みましたが如何でしょうか?
(左)引き上げ直後の葉牡丹(右)”アートぷりグルー”にてアート加工
おふき :綺麗にできましたね〜!“一液くん”はどの液に浸すんですか?
KYOKA :花は後で咲くんですよ。この部分は葉になるので葉物用(無色)に浸しました。脱色するのか、しないのか・・浸してみないと解からないので。
おふき :去年、作った時はそのままの色が残って脱色しなかったですよね。
KYOKA :今回はこのように全部脱色して、染料も入れないのにホワイトの仕上がりですね。最初から染料を入れなくてよかったです。
おふき :このままでも気品が感じられるフィーリングですね〜。私好みですよ。
KYOKA :ホワイト仕上げの場合でも染料は不要のようですね。
今回は、生花と同じような色に仕上げてもいいんですが、来年の成人式の晴れ着(パープル系統)に合わせて髪飾りのオーダーをいただいてるんです。
同じ色合いではメリハリが効かないので、それぞれ異なった色にアート加工してみますね。
おふき :あ〜!ピンポンマムの時と同じテクニックですね?
KYOKA :おふきさん、よく解りましたねぇ〜!最初の一輪は加工残液と“アートぷりグルー”を2対1の混合液に、“京の華化粧”紅梅色と京紫色を少〜し混ぜて、花の外回りにスプーンでかけました。小ちゃい一輪には真ん中に少〜しだけ。
おふき :簡単に染まるんですね〜?
KYOKA :あとも簡単ですよ。更に、京紫色の染料を少し加えて同じようにスプーンでか
けました。小さい一輪にもね。
おふき :最後の一輪はどんな色にするんですか?楽しみですね!
KYOKA :お着物の色が結構・・濃い目のパープル系なんですよね。
その色に近い紫色に調色してみま〜す。ほら!こんな色目の晴れ着なんです
よ。渋い感じですが華やかイメージなの。
おふき :この紫だけよりも、ピンクを入れることで愛らしくなりますね〜。
KYOKA :そうでしょう!だって成人式ですもの。
乾燥の段階でパープルが強く残ることも計算にいれて調色するべきでしたね〜。
おふき :引き上げ直後のピンクの方が可愛かったですね。いい勉強になりました。
KYOKA :そのピンクの不足分は別の花色でカバーできますから大丈夫ですよ。
髪飾りがデザインできましたら掲載させて頂きますね。お楽しみに!
記事 yuka : 2005年12月21日 15:08
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