アートぷりグルー”のタイプ別 基本的な使い方
♪Aタイプ・・・ガーベラ・ヒマワリ・スカビオサ・ブルーレースなど
- 加工後の残液を小さな容器(花一輪が入る程度)に移して、同量のアートぷりグルーを加え、よく混ぜます。
- 花を傷つけないように注意しながら花をつまんでガクの上の辺り(花の半分ぐらい)まで浸してから引き上げます。
- 更に花を上に向け、スプーン等で中央部分(花芯)に上からかけます。このとき、残液とアートぷりグルーの混合液に少量の染料を加えると、接着と同時に着色することも可能です。
注: 花びらにかけると、乾燥後、少々ツヤが出るためお好みでない方は花びらにかからないようにご注意下さい。接着加工後にティッシュペーパーで包むとくっついてしまうので、玉子用空容器の片側に花茎を挿しこむ為の穴を開け、片側を受け皿にして花を上に向けて乾燥させます。
注: 食器乾燥機で乾燥の場合は花びらに少しですが照りが出ます。ご注意下さい。
♪Bタイプ・・・薔薇・カーネーションなど
- (Aタイプ)の1〜2までは同じ方法です。花を引き上げる直前に花をつかんだまま、液の中で少し横に振るとベターです。
- 気がかりな部分にはスプーンで花びらにかからないように注意しながら、花の中心へかけます。
- 乾燥方法は(Aタイプ)と同じ方法で乾かします。
外れた花びらを補修する場合…花と花びらの下部に接着剤をつけ組み立てます。
♪Cタイプ・・・ピンポンマムなど(花全体をどっぷり浸しても構わない花たち)
- (Aタイプ)の1までは同じ方法です。
- “一液くん”から引き上げ直後に写真のように花をどっぷり浸してよく振りながら引き上げ、花を上に向けて乾かします。引き上げ後、液に染料を混ぜて再度浸けることで着色も楽しめます。
- 花の中心部に着色する場合は、どっぷり浸した後、液に染料を加えてスプーン又はスポイトで中心部にかけ、花を上に向けて乾かします。液の色を濃くしながら2回ほどかけるとグラデーションがつけられます。
- 紫のピンポンマム・・・どっぷり浸けてから、液に染料(京紫色)を加えて中心部が浸からない程度に周りの部分のみ浸けて着色
- ピンクのピンポンマム・・・どっぷり浸けてから、液に染料(紅梅色)を加えて中心部にかけて着色
- グリーンのピンポンマム・・・どっぷり浸けてから、液に染料(菜の花色)を加えて中心部にかけ、更に染料(萌葱色)を加えて中心部にかけて着色
♪Dタイプ・・・チューリップ・トルコキキョウ・スイートピーなど(花の一部分のみ)
- Aタイプの1.までは同じ方法です。
- 花びらが外れやすい気がかりな部分にスプーン等でかけます。
♪Eタイプ・・・かすみ草などの小花類やツヤが出ても構わない葉物・実物など
花や葉・実などの種類によって、“一液くん”の残液に対して“アートぷりグルー”の量を調整し、浸して引き上げます。小花や葉物の場合は“アートぷりグルー”の割合を少なくします。実物などの場合は逆に多くします。
※ 花びらの長い花の中心部にかける場合、または花びらにかからないよう中心部のみにかける場合など丁寧にかけたい時には、スポイト(右写真)を使うと便利です。スポイトは百円ショップやホームセンター等でお買い求めください。
≪廃液の処理について≫
ご使用後の廃液は、そのまま流しなどに流すと固まって詰まる恐れがありますので、必ず乾燥させて固形化させるかティッシュやウェースなどに吸収させて廃棄してください。
記事 WebM : 2005年12月20日 16:38
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