ホワイトニング剤の使い方

“ホワイトニング剤”は、プリザーブドフラワー加工用の脱色剤です。
白や淡い色に加工する時、クリアな色に加工したい時、色素の強い植物(ヘデラ・アイビー・アジアンタムなど)を加工する時などに、“スーパー1液くん”の前処理剤としてご使用ください。
水揚げ後、“スーパー1液くん”に浸す前に、色素が抜けるまで“ホワイトニング剤”に浸けるだけでOKです。
その後の“スーパー1液くん”の加工方法は従来と全く同じです。
念願だった淡い色合いや白い薔薇も貴方の手で作れますよ!

≪ “ホワイトニング剤”の使い方 ≫


  1. 花の茎を水の中で切ってしっかり水揚げします。

  2. 茎を1〜2cmに切って“ホワイトニング剤”に浸し、花が浮かないようにして容器を密閉します。約1〜5時間、花びらが脱色するまで浸します。

  3. 脱色した花を傷めないように“ホワイトニング剤”からそっと引き上げ、軽く液をきってから、すぐに“一液くん”に浸してプリザーブド加工します。


≪注意点≫

  • 色素が強い葉物などは、色素が抜けるまでホワイトニング剤に数日間浸けてください。
    抜けきらない場合は、ホワイトニング剤強化液(ホワイトニング剤の2%)を添加してください。
    (ホワイトニング剤強化液説明書をよく読んで ご使用ください。)

  • 真っ白な薔薇を作る場合は、新しいホワイトニング剤にホワイトニング剤強化液(ホワイトニング剤の1%)を加えて2〜3日浸け、さらにホワイトニング剤強化液(ホワイトニング剤の1%)を加えた新しいホワイトニング剤に浸け直してください。(新しいホワイトニング剤+ホワイトニング剤強化液に浸ける を繰り返す。)
    ホワイトニング剤強化液をホワイトニング剤の2%以上加えると黄色くなりますので、注意してください

  • 温度により脱色の速度が変わります。温度が高い方が早く、短い日数で白くなります。

  • ホワイトニング剤はホワイトニング剤強化液を加えることで5回位使用可能ですが、浸けた植物の色素が染み出して液が汚れますので、白く加工したい時やクリアな色に仕上げたい時は、新しい液をご使用ください。

  • 使用後の廃棄については、大量の水(約10倍から20倍くらい)と一緒に排水溝に流してください。

  • プリザーブド加工については、“スーパー1液くん”の説明書をご参照ください。

  • 鉄製品や貴金属に液が付着すると変質します。十分ご注意ください。

  • 何かありましたらお問い合わせ下さい。


  • 記事 kyoka : 2006年10月31日 18:47

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