一液くん

例年より早い桜の開花かと心待ちにしていましたが、
京都では３月に入ってから雪が散らついたり、
春目前にして寒い日が続きました。

朝の散歩で桜のふくらみ具合を観察していますが、
蕾がふっくらしてきたものの、
いつものように４月に入ってから咲き始める状況です。
桜はパァ〜と咲いてアッという間に散ってしまいます。
その潔さは見事なほどですが、この季節にしか経験できない
プリザーブド加工を忘れないように心がけましょう！
本年の桜はホワイトニングしてから洋蘭＆草花用に浸す予定です。

桜のプリザーブドフラワーを撮影に使いたいからとのことで
季節外れのお問い合わせがありご利用いただいたこともあります。
また、菜の花などもこの季節を逃したら加工不可能ですよ！

今朝は、散歩の途中にある駐車場で草引きをしていたので、
お願いをしてナズナ（ペンペン草）たちを貰ってきました。
春から夏に向かって茎を伸ばしながらペンペン草に変貌していきます。
同じ植物でありながら、その変貌ぶりは見事なものです。

３回使用済みのホワイトニング剤に浸してみました。
昨年の完成度と比較してみるのが楽しみです。
植物の色素は加工した後でも頑固に残ることが多く、
加工直後のような色合いを持続できない場合がありますが、
ホワイトニング剤で樹液たちを抽出することで、
長く色合いを保てる可能性が高いのです。
皆さまも一度チャレンジなさいませんか？
（注：作り方が解らない場合はメールにてご質問下さい。)

投稿者 早川　喜美子 : 2007年04月30日 10:05

投稿者 kyoka : 2007年05月01日 18:34