草花のプリザーブド加工の方法 ②

苔を花材として、プリザーブド加工を行います。加工液は、プリザーブドフラワー加工用脱色剤【ホワイトニング剤】、【ホワイトニング剤強化液】、フレッシュアートぷり液 スーパー1液くん(染料入)1000ml です。フレッシュアートぷり液 スーパー1液くん(染料入り)は、10色ありますが、今回は苔本来の色に着色するため、フレッシュアートぷり液 スーパー1液くん 染料入 1000ml (青竹色(リーフグリーン))を選択しました。上記の加工液は、当社ECサイトにて単品販売及び上記一式をお試しBセットとして販売しておりますので、ぜひご活用下さいませ。


1、プリザーブドフラワー加工用脱色剤【ホワイトニング剤】1000mlに乾燥苔が浸る程度に入れる



2、プリザーブドフラワー加工用脱色剤【ホワイトニング剤強化液】約50mlを入れ、よく混ぜてからキッチンネット(セロハンでも可)をかぶせます(いわゆる落とし蓋)

 


3、シッカリ蓋をしてから記録メモを貼り付ける

 プリザーブド加工する花材(今回は苔)の色の方向性(色鮮やか・深い苔色・若草色など)により、脱色行程にかかる時間やホワイトニング剤やホワイトニング剤強化液の使用量が異なりますので、ご注意ください。概ね脱色行程にかかる日数は、2~3日です。

色鮮やかに加工する場合、苔が生成りカラー(薄茶色)になるまで待ってから、保湿加工行程に進みます。2~3日待っても漂白されない場合は強化液をキャップ1~2杯追加する。苔の種類によってアクの強さが異なるので、よく観察してください。

深い苔色に加工する場合、苔本来のアクを取り込んだまま漂白状態が茶色程度で保湿加工工程に進みます。

若草色に仕上げる場合、苔がオフホワイトになるまで、待ちます。

脱色行程やホワイトニング剤やホワイトニング剤強化液の使用量が不適切な場合、花材の加工色に影響を及ぼす可能性があります。花材のプリザーブド加工において、お悩みやお困り事がおありの方は、ぜひ当社にご相談くださいませ。
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2023年08月24日